介護の仕事というと、移乗や食事介助、排泄介助などの「介護技術」を思い浮かべる方が多いかもしれません。
もちろん、技術はとても大切です。
でも、訪問介護の現場で働いていると、それと同じくらい大切だと感じる力があります。
それが、相手を知り、相手に合わせて関わるコミュニケーション力です。
私たちCoccoleが大切にしているのも、決められた介助を時間内にこなすことだけではありません。
その方がどんな生活をしてきたのか。
今、何を大切にしているのか。
今日はいつもと何か違わないか。
一人ひとりを見ながら、その方の暮らしに寄り添うことを大切にしています。
一対一になるからこそ、ごまかしがきかない
施設では、周りにほかのスタッフがいて、複数の利用者さんと関わりながら仕事をする場面が多くあります。
一方、訪問介護では、利用者さんのご自宅を訪問し、一対一で向き合う時間が長くなります。
そこで必要になるのは、「話が上手」という意味でのコミュニケーション能力ではありません。
たとえば、
「今日はあまり話をされないな」
「いつもより動きがゆっくりしている」
「いつもなら喜ばれる話題なのに、今日は反応が違う」
そんな小さな変化を感じ取ることも、訪問介護では大切なコミュニケーションの一つです。
言葉だけではなく、表情や声の調子、動き、部屋の様子まで含めて相手を見る。
訪問介護を続けていると、こうした力が少しずつ身についていきます。
「正しい介護」が、その人にとって正しいとは限らない
介護には基本となる知識や技術があります。
でも、実際の生活は教科書通りにはいきません。
同じことをお手伝いする場合でも、
「ここまでは自分でやりたい」という方もいれば、
「今日はちょっと手伝ってほしい」という日もあります。
こちらが良かれと思って全部やってしまえば、その方が自分でできることまで奪ってしまうかもしれません。
反対に、「自立支援だから」と何でもご本人に任せればいいわけでもありません。
だから私たちは、その人を見て考えることを大切にしています。
何をしてあげるかだけではなく、
「この方は今、どうしてほしいのだろう」
と考える。
その積み重ねが、介護職としてのコミュニケーション力につながっていくと思っています。
言葉で伝える力も、訪問介護では磨かれる
訪問介護は、一人で仕事をする時間が多い仕事です。
でも、「一人で訪問する」ことと「一人で介護する」ことは違います。
利用者さんの様子に変化があれば、それをほかのスタッフに伝える必要があります。
「いつもと違いました」だけでは、十分に伝わらないこともあります。
何が、いつもとどう違ったのか。
本人は何と話していたのか。
自分はどう対応したのか。
見たこと、聞いたこと、自分の判断を整理して人に伝える力も必要です。
Coccoleでは、特定のスタッフだけに負担や情報が集中しないよう、複数のスタッフが関わりながら利用者さんを支えることを大切にしています。
だからこそ、スタッフ同士の情報共有も介護の一部です。
訪問介護を経験することで、利用者さんとのコミュニケーションだけでなく、チームの中で伝える力、相談する力も磨かれていきます。
コミュニケーションが得意じゃなくてもいい
「私は話すのが得意じゃないから、訪問介護には向いていないかも」
そう思う必要はありません。
むしろ大切なのは、たくさん話すことより、相手を見ること、聞くこと、考えることです。
利用者さんによって、心地よい距離感は違います。
会話を楽しみにしている方もいれば、静かに過ごしたい方もいます。
だから「誰とでも楽しく話せる人」だけが介護に向いているわけではありません。
相手のことを知ろうとする人。
小さな変化に気づこうとする人。
分からないことをそのままにせず、周りに相談できる人。
そういう人は、訪問介護の経験を重ねる中で大きく成長できると思います。
「もっといい介護がしたい」と思っている方へ
今、介護の仕事をしていて、
「時間に追われて、利用者さんと十分に向き合えない」
「もっと一人ひとりに合わせた介護がしたい」
「介護は好きなのに、今の働き方には少し疲れている」
そんな思いを持っている方もいるのではないでしょうか。
私たちCoccoleは、**「社員の幸せからはじまる、寄り添う介護。」**を大切にしています。
利用者さんを大切にすることと、そこで働くスタッフを大切にすること。
どちらか一方では、いい介護を長く続けることは難しいと考えているからです。
介護技術を身につけるだけではなく、人を知る力、気づく力、伝える力をもっと伸ばしたい。
そして、「やっぱり介護の仕事が好きだ」と思える仕事がしたい。
そんな方に、Coccoleの訪問介護という働き方を知っていただけたらと思います。
松本・塩尻で訪問介護の仕事を探している方、今の職場からの転職を考えている方も、ぜひ一度Coccoleの採用情報をご覧ください。
すぐに転職を決めていなくても構いません。
「ここなら、自分がやりたかった介護ができるかもしれない」
そう思っていただけたら、私たちもうれしく思います。
